古典芸能は、わからない?

こんばんは。
今日は古典芸能のことばについて書いていきたいと思います。

(またまた時間が空いてしまいましたが、これからどんどん更新していきます!笑)

というのも、昨日こんな記事を見つけました。
劇団四季のミュージカル、字幕の表示される「観劇メガネ」だそうです!

聴覚障害をお持ちの方や、訪日外国人の方に利用していただくことを想定したこの眼鏡。

ことばがわからないことのストレスというのは、私も舞台を観ていて少なからず感じたことがあるので、より舞台を楽しんでもらうためのこういった取り組みはとても素敵だなあと思います。

さて、この記事を引っ張ってきたのは、記事への反応に少し気になるものを見つけたからなのですが。

それは「特に何を言ってるか分からないから、伝統芸能にもつけてほしい」というもの。

たしかに伝統芸能、すなわち古典芸能には、普段私たちが話していることばと比べると、あまり耳馴染みのないことばが登場したり、なんていうことがもちろんあるのですが。

はたしてそれは「本当に分からないのか?」というところが今日のテーマです。



ことばが聞き取れなくてお話がよくわからなそうだし、難しくて、楽しめないんじゃないか?という心配をされる方はすごく多いと思うのです。

そんなときに字幕があったら、音だけだと難しいかもしれない内容も、字を見て、「こんな意味かな??」となんとなく想像することができますよね。

だから紹介した記事の反応にあったように、「字幕があればいいのに」という気持ち、すごーくよくわかります。




でもね、実はあるんです、字幕。


これが意外と知られておらず、私が声を大にして伝えていきたい部分でもあります!笑

文楽の舞台では、もう何年も前から字幕が取り入れられているのです!

それこそ初めて私が文楽を観に行ったときは、「え、字幕出るの!?」ととても驚きました。

頑張って理解しなきゃ、理解しなきゃ…!と思わなくても大丈夫。
私たち観客の理解を助けてくれる、字幕という心強い存在が劇場で待っていますよ!

もちろん最初はなかなか耳慣れない音を聴き、字幕を追いかけ、舞台を観て、と、五感フル稼働の大忙し!!となるかもしれません。

でもまずは、お芝居の空間を体験してみる、それだけでも大丈夫。

お話の内容はよく分からなくても、部分的にでもいいなあ、面白いなあと思うところがあればそれでいいんです。

生のお芝居の緊張感というものをぜひ味わって欲しいなとも思いますが、肩に力を入れすぎず、適度にリラックスして「楽しむ」という気持ちを大切にしてくださいね。
なんといっても、エンターテイメントですから。

文楽だけでなく、歌舞伎の舞台にもお芝居をより楽しむためのお助けグッズがあります。

その名も、イヤホンガイド。


イヤホンガイドは、お芝居の進行に邪魔にならない絶妙なタイミングで、

同時解説をしてくれる


というスグレモノ。

歌舞伎のお芝居は、人気のあるお話の一部を3本立てで、といったものも多くあるのですが(歌舞伎座はほとんどこの形です!)

途中から始まって途中で終わることがよくあるので、それまでのお話はどんなお話だったの!?この人は誰!?このあとどうなるの!?となりがち。笑

でもイヤホンガイドを借りれば、それまでのお話の説明やここが見どころですよ!というアドバイスをもらいながら観ることができるので、お話の理解がぐっと深まります。

歌舞伎のお芝居を観るときは、私もイヤホンガイドを借りることがあります!

目で見て楽しい演目もたくさん、それに加えてお話の内容がよく分かるとよりお芝居を楽しむことができますので、ぜひ使ってみてくださいね。

実は文楽にもイヤホンガイドはあるのですが、語りを聞いて、イヤホンの音も聴いて、という器用なことが私はできなそうなのと、全身で太夫さんの語りと三味線の音を浴びたいので借りたことはありません(笑)

歌舞伎にはもう1つ、字幕ガイドという機械もあります。
これは借りたことはないのですが、できるだけ舞台をずっと見ていたい自分としては、イヤホンガイドの方が快適なのかな?と勝手な想像をしています。笑

ですがせっかくなので、機会があれば使ってみたいなあと思うアイテムです!


今回お話ししたのは文楽と歌舞伎についてですが、意外と実際に観に行ってみると「思っていたよりずっと分かりやすい」のが古典芸能だったりします。

なんとなくイメージで難しそう…と思われがちですが、ご紹介したような便利なお助けグッズもあるので、「なーんだ、そんなに緊張しなくても大丈夫なんだな!」と思って肩の力を抜いて観に行ってみてくださいね。

きっとそこには、今まで知らなかった世界が待っているはずです!


次回から本格的に文楽についてみなさんにお話しをしていきたいと思います!
あわせて、歌舞伎とつながりのあるお話についてもご紹介していく予定です。

どうぞお楽しみに!

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たのしい!古典芸能

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