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短大の英文学科在学中に日本の文化に目覚め、編入し日本の文化を中心に勉強中。地方出身でそれまでほとんど触れたことのなかった歌舞伎・文楽の世界に大学生になって初めて足を踏み入れ、あれよあれよとはまって今に至る。最近は特に能、浮世絵、相撲に興味。他にもいろいろ。気になったらとにかくやってみる!

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文楽の聖地、大阪!

こんばんは!バタバタしていて前回の更新からかなり時間が経ってしまいました…!いよいよ来月9月は東京の国立劇場で文楽が観られる月ですので、今日からまた張り切って更新してまいりたいと思います。笑さて、前回近松門左衛門について2回に分けてこんなすごい人なんです!ということをお話しさせていただきましたが、近松門左衛門の活躍した場所といえば上方、大阪です。江戸時代の中でも「元禄文化」が栄えた頃は、経済の中心は大阪や京都。大阪については「天下の台所」なんていうキーワードも習いましたよね。経済活動が活発な場所で、さまざまな文化や娯楽が発達するのはいまの東京と同じです。人、お金、モノ、情報…色んなものが集まる中で生まれた文化のうちのひとつが、「人形浄瑠璃」というわけです。「文楽」に「人形浄瑠璃」に、文中に言葉が混在しているのでどういうこと…?と思われている方もいらっしゃると思います。これについては次回以降分かりやすくご紹介できればと思いますので、ひとまずは「文楽」=「人形浄瑠璃」でOKです。大阪の話に戻りましょう。前回の記事でもふれた近松門左衛門の超有名作品『曽根崎心中』、この作品が最初に上演されたのは、竹本座という人形浄瑠璃専用の芝居小屋。この竹本座、どこにあったかというと、大阪と言えば…のあの場所、そう、道頓堀です!(ユニバじゃないぞ)残念ながら現在は竹本座そのものは残っておらず、「竹本座跡」と刻まれた碑から、かつてここに芝居小屋があった、ということが確認できるのみ。ですが現在も、人形浄瑠璃、すなわち文楽の上演を行うための場所が大阪にあります。道頓堀から歩いて行ける距離にある、国立文楽劇場という劇場です!